先週の大文字山登山で気をよくして、
ムスコたちにちょっとした山登りブーム到来。
そんなわけで連休初日、
京都市内の最高峰である
西の愛宕山に挑戦することにしました。



しかし、思いたったのが当日のお昼前。
阪急嵐山駅に到着したのが午後1時50分
この時点でかなりタイトな山行になること必至。

おまけに、
電車から降りて改めて
愛宕山の全貌を目の当たりにしたわたしは
こう思ったのでした。


「あ、こりゃやばい・・」


火伏・防火に霊験あらたかな愛宕神社が
ここの山頂にあることから、
子供が3歳になるまでに愛宕山に登ると
その子は一生火事に遭わないと言われます。


「・・ということは、
3歳の子でも登れるくらいの山なのか」


と勝手にたかをくくっていたのが、
そもそもの間違いだった。
かなり手ごわい山であることは
見りゃわかる。

とりあえず時間に余裕がないので、
駅からタクシーで清滝へ。

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運転手さんがかなりとばしてくれて
10分ほどでついたものの、
それでも午後2時になってしまいました。


「え?これから登るの?」
などと、下山して来た人たちに驚かれながら、
われわれはさっそく登り始めます。


登山口から山頂までは二つのルートがあります。

20070916123646.jpg


時間はないので当然短い方の表参道を行くことに。
4キロ・・2時間ってとこだな。
早めのペースで、
遅くても4時までには山頂に行かねば。。

そう思いつつ鳥居をくぐり登りはじめたのですが・・

20070916123748.jpg


20070916123927.jpg



登りがハンパじゃない!!
先週の大文字山の比ではないことはすぐに悟りました。
よく考えたらここは標高924メートル。
あの比叡山より80メートル高いのだからして!

(余談ですが、愛宕山の形は、
頂上の一部がぽっこりと盛り上がっておりまして、
これは昔々比叡山と高さ比べをしたときに
比叡山にゲンコツくらッた跡らしいですよ。へえへえへえ
仲悪いんか・・)


何度も言いますが、この山、

♪ちょっと山歩き気分♪

で来ようものなら、
えらい目に合いますから!

20070916123806.jpg



こんなふうに急な登り(それも石段)が、

ずっと・・
ずっと・・
ずっと・・
ずっと・・

続きますから!
7合目くらいまでは、下りはもちろん、
平坦な道はほとんど出現しません。

つまり約2時間の間、
ずっと登り続けなければならないわけでして・・

辛いときはこんな標識がうれしい・・

20070916123906.jpg


20070916123853.jpg



七合目まで来ると少しだけのぼりがゆるやかに。
おおっ、かなり登ってきましたよ!

20070916123916.jpg



このあたり水尾別れの分岐点。
ここから山頂までは40分。
何とか4時までにはたどり着けそうだと
ホッとしたのもつかの間、

ゴロゴロゴロゴロ・・
雷が遠くで鳴りはじめたかと思うと、
雨がぱらぱら・・


急がなくっちゃ!
と足を早めるも、どうも三男の様子がおかしい。
気がつくとかなり間をあけて遅れており、
見るからに足取りが重そう。
おまけにひどく無口で無表情。

ああ、バテたな。

愛宕神社の黒門の直前、
標識が36/40を示したあたりから
雨脚がどんどん強くなり始めたので、
わたしは葛藤の末、決めました。

ここで引き返そう。

「せっかくここまで来たのに。」
長男は断固として引き返すことに反対。
あと少しだからと山頂まで行くことをひたすら主張。
次男はそんな長男を自分勝手だと非難。
ああっ、もう、
こんなところで兄弟ゲンカ勃発かいっ!

みんなで登っているのだよ。
こんな時は一番体力のない人に
合わせてあげるのが当然。
引き返すことも勇気なのだ

決まると即刻まわれ右。
ムスコたちは登って来た道を、
飛び跳ねるように下り始めた。
何だか、
山頂への未練を振り払うかのように見えて、
後姿が辛かったな。

あれやこれやという間に、
バケツの水をひっくり返したような
ものすごい雨になり
あたりは視界ゼロ。
やっとの思いで
水尾別れの休憩小屋に駆け込み、
ここでしばし雨宿り。

小屋の中にはわたしたちの他に、
若い男性が3名ほどいた。
これから登るらしい。
・・・さすがですな。

雨は10分ほどさんざん降ったあげく、
からりと止んだ。

でも、

登山道がになっていました。


めちゃくちゃ急、
なおかつ石段だらけのこの登山道、
ただでさえ下りにくいのに、
濡れているためツルツルとすべるすべる。
下る際に足に余計な力を入れてしまうため、
立ち止まったらひざが大爆笑。
おまけにわたしを始めとしてコケる人続出で
みんなで大爆笑。

約1時間かけて、やっとこさ
清滝登山口に戻ってきました。
午後五時でした。
お疲れさま。
ここからバスで嵐電嵐山駅に戻ります。

(またまた余談ですが、このバス停のとなりには
心霊スポットとして有名なトンネルがありまっせ。)

登山ではこんなふうに、
パーティのメンバーの体調や天気の急変で、
頂上目前にして引き返すということなんて
日常茶飯事です。
しかし、ムスコたちは、
頂上に立てなかったことで
けっこう落胆していたようでしたね。
それもこれも生来のわたしの
計画性のなさのなせるワザ。
申し訳ありませぬ・・<(_ _)>


でも!
一番大切なのは山頂に立つことではなく
みんながケガなく
無事に下りてくることなのだよ!
山は逃げないのだから。

なんて自分の失敗を棚にあげて
しつこくむすこたちに言い聞かせる母。
だってホントにそうなんだもん。

「次回はリベンジ登山だな。」
と帰りの電車でわたしたちは誓い合いました。
愛宕神社の神様たち、
それまで待っててくださいましね。


■清滝登山口14:00→ ■五合目15:00→ ■七合目15:25→
■折り返し地点(36/40ポイント)15:45→■清滝登山口17:00

7.2キロ:所要時間:3時間



残念!
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コメント

京都ふらりさんへ

そうですそうです15日の午後4時前です。
すごい雨でしたよね。
次の日(ふらりさんが御所にいかれた日)も同じ時間に降って、
大変でしたね。
わたしは元来つきすすむ性格なものですから、
あきらめきれずに今でもよく失敗いたします。
子供は親の背中を反面教師として育つということで。
鉄子かあさん│URL│09/18 21:44│編集

こうやってあきらめることを覚えるのも大事ですね。
さすが鉄子さまのお子様は弱い人を
おきざりにするようなことはなさいませんね。

でも15日3時頃ですよね。
私は16日の3時ごろ御所で豪雨に遭いました。
最近は9月に夕立がふるようです♪
京都ふらり│URL│09/18 19:41│編集
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││09/18 08:45│編集

ハッティさんへ

大丈夫です、ヘナチョコグリーン部でも登れますとも!
すれ違う人はほとんどが50〜70代の人でしたし、
ゆっくりゆっくり歩けば大丈夫。
かなり本格的な登山気分を味わえますよ。
そうなんですよね、
登山って苦しくても逃げれない状況なわけで、
そこで落ち込んだり励ましたり励まされたり
助けてもらったり助けたり・・
ほんとに人生そのものですよね。
鉄子かあさん│URL│09/17 23:12│編集

愛宕山、ヘナチョコグリーン部では到底無理ですねぇ…(笑)
それにしても、山登りって、人生で大切なこと、
たくさん学べますね。
山登りの目標って『無事に降りてくる』こと、っていうのが
いいなあとおもいました。
何人かのグループで登るって、これまたものすごく得るものが
ありますね。
『引き返すことも勇気』って言う、鉄子かあさんは、
りっぱなリーダーです!
リベンジ登山、楽しみにしてます。
くれぐれも落雷にはご注意を!
ハッティ│URL│09/17 10:06│編集
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